2012年5月8日火曜日

飛び蹴りを喰らった


先日、朝の出勤途上、横断歩道を渡ってすぐのところで、突然飛び蹴りを喰らった。ヤーとかいう掛け声とともに右側から一発。偶然にも前腕で保護できたために脇腹には被害は及ばなかった。

見ると十五歳にも二十五歳にも見えるとても背の高い(男の子という感じの)男性である。蹴り終わるとそのまま私を見ている。「どうしてそんなことをするの」「私が何かした?」と問いかけても、困ったような薄笑いをしているだけ。そのまま見ていると二・三十メートル遠ざかっていく。そしてまた戻ってくる。どう見ても変である。

近くに工事現場があって、そこの入り口にいるガードマン氏が見ていたので話かけてみると、私が蹴られる前後からの一部始終を見ていたそうだ。氏は必要なら証言します、と言ってくれた。氏と話しているあいだに飛び蹴りの男性はいなくなった。

蹴られた直後はとくに感じなかったが、からだ全体には影響があったようで、その日は一日中、節々に違和感があった。

翌日朝、そのガードマン氏が声をかけてくれた。聞いてみると、飛び蹴り男性は知的障害者だったと教えてくれた。飛び蹴り男性を担当している社会福祉士が少し前に尋ねてきたそうだ。

ニュースなどで「突然襲われた」という話を聞くことがあるが、自分の身にも起こってしまった。

0 件のコメント:

コメントを投稿