2012年10月25日木曜日

Nexus 7、iPad mini、Kindle Fire HD


相次いで7インチのタブレットが登場した。ちなみにわたしは已に Nexus 7 を購入済みである。

7インチ画面で解像度1280x800の Nexus 7 と Kindle Fire HD、7.9インチで1024x768の iPad mini。

縦横でいうと、

  • 7インチ:縦150mm、横94mm (8:5)

  • 7.9インチ:縦160mm、横119mm(4:3=8:6)




書籍リーダとして使う場合について考察してみる。手元にある新書を計ってみると縦172mmぐらい、横107mmぐらい。文庫版になると縦145、横105。

文庫版の書籍を自炊した場合、7.9インチのiPad miniの画面には原寸表示が可能だが、7インチのものでは原寸表示できない。しかし、書籍にはページに余白があり、しかもその余白はページの両側にそれぞれ10mm以上あることが多い。したがって、断裁のとき一手間かければ7インチ群で原寸表示も可能だ。

ということは新書版でも上下を切り取れば7インチ群でも原寸表示が可能かもしれない。最近の本は中身がすかすかのものが多くて、先日断裁した本は、もともとは184x120ほど(B6版か四六版)なのだが、印刷されている範囲は文庫版の外形と同じぐらいだった。上下左右ともにカッターを入れてスキャンした。

書籍リーダによっては余白をカットして表示してくれるものもあるので、そういうものを使えばページの縁に若干違和感があるけど、カッターを入れる手間は省ける。また、高さあわせや幅合わせという機能があればより便利に読めよう。

文庫版や新書版より大きい版の書籍になると、どちらの群もページ全体の原寸表示はできないから、ページ内をスクロールして見ることになる。教科書に多いA5版の短辺が148mmだからどちらの群も横持ちすれば原寸でページの左右は見渡せる。上下はスクロールが必要だが。

週刊誌以上のサイズになるともうページ全体を原寸表示することはできないので表示サイズを調整してスクロールして見るしかない。

ブックリーダのKindleは6インチサイズだが、専用書籍はそのサイズに最適化された表示ができるようになっているので、スキャンして取り込んだデータの表示にはあまり適さない。青空文庫のデータをKindleできれいに読めるようにすることが可能だ(青空キンドル)。

わたしは Nexus 7に旅行ガイドブックを入れて持ちだそうと考えている。もちろんほかの本も詰め込む予定だ。

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