2012年6月24日日曜日

カラスの看取り

こんなことがあるのだろうか。

一時間ほど前から、直線距離で100mぐらいの所にある電柱にカラスが20羽ほど集まってきて、ガ、ガ、ガとうるさい。何がるのだろうかと気になって見てみた。

飛んで来るカラス、飛び去ったかと思うとまた戻ってくるカラスでごったがえしている。縄張り争いか、とも見えるがどうもそうではないようだ。

ようく見ると、電線を支えている指示棒の下に架台のようなものがあり、そこから尾羽のようなものが見えて、ごくたまにそれが動く。どうやらその架台にカラスがいるようだ。そのカラスは他のカラスと違って飛んだりしない。ひょっとして弱っていて動けないのか。手許に双眼鏡が見つからないので目では確認できない。

少し他ごとに気を取られていて、気がついて見るとカラスの声が鳴いてはいるけど、ずいぶん静かなっている。

見ると、カラスは少しいるだけで先ほどの状態とはちがう。あ、架台の上の尾羽が見えない。

ひょっとして、と思って電柱まで見にいった。そうしたら、案の定、電柱の根元にカラスの死骸がひとつあった。

あれはカラスの看取りだったのだろうか。

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