2014年3月4日火曜日

Sigma DP1 merrill に Ricoh のワイコン GW-3 を付けて撮ってみたがかなりいける

Ricoh のワイコン GW-3 は同社の GR 用のワイドコンバートレンズであるが、口径49㎜のネジを持っているので、Sigma DP1 merrill、そしtDP2 merrillにも装着可能である。わたしはDP1 merrillを持っているので、それにこれを付けて使ってみた。

Sigma DP1 merrill からみればサードパーティワイコンというわけだが、Ricoh GW-3からみれば不純な使い方と言われてしまうだろう。

まず、暗いところの画像。

タワーからの夜景である。それも金網にくっつけての手持ち撮影。F/2.8、シャッターは0.8秒。それにしてはほとんどぶれもなく写せた。画面左上部から中央に向かう青白いものはタワーから放射されるビームである。

画像中央部から横幅の四分の一の半径の円内はだいたいきれいに結象しているが、その外側の明るいところには鳥が飛んでいるような十字の光が見える。

まずは中央部の拡大から。ピントが甘いのはお許しいただきたい。
そう、凱旋門が見える。街路灯はちゃんと丸く結象している。窓の明かりも四角さを保っている。

では、左右の端の中央部分。
右端。窓の明かりがぎりぎり四角を保っている。しかし、ある明るさを超えたところは十字の光になっている。十字の光は頭が左を向いた鳥のように見える。
それより少し下よりを見てみよう。
十字の光がいっぱいである。十字がすこし傾いて見える。

左端を見てみよう。

右端とは逆に鳥の頭は右を向いている。ようするにこの十字はレンズの半径方向と円周方向に向かって光っている。左端の少し上よりを見てみよう。

同様に鳥さんは中央部に向かっている。ここには若干手ぶれの影響が出ているようだ。

左端下部。

ここも鳥さんは中央部に向かっている。

こうしてみると周辺部の明輝点が鳥さんになるものの、周辺部でも解像はかなりいいと言える。また周辺での光量落ちも感じない。昼間の写真で確認してみないといけないが。

それにしても水平が出ていないなぁ。水準器を買わなくちゃ。
ちなみに、先日発表された Quatro DP2 には電子水準器が内蔵されている。
予想される Quatro DP1、Quatro DP3にも当然内蔵されるだろう。
(2014年3月4日、詳細修正)

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