Ricoh のワイコン GW-3 は同社の GR 用のワイドコンバートレンズであるが、口径49㎜のネジを持っているので、Sigma DP1 merrill、そしtDP2 merrillにも装着可能である。わたしはDP1 merrillを持っているので、それにこれを付けて使ってみた。
Sigma DP1 merrill からみればサードパーティワイコンというわけだが、Ricoh GW-3からみれば不純な使い方と言われてしまうだろう。
まず、暗いところの画像。
タワーからの夜景である。それも金網にくっつけての手持ち撮影。F/2.8、シャッターは0.8秒。それにしてはほとんどぶれもなく写せた。画面左上部から中央に向かう青白いものはタワーから放射されるビームである。
画像中央部から横幅の四分の一の半径の円内はだいたいきれいに結象しているが、その外側の明るいところには鳥が飛んでいるような十字の光が見える。
そう、凱旋門が見える。街路灯はちゃんと丸く結象している。窓の明かりも四角さを保っている。
十字の光がいっぱいである。十字がすこし傾いて見える。
左端を見てみよう。
右端とは逆に鳥の頭は右を向いている。ようするにこの十字はレンズの半径方向と円周方向に向かって光っている。左端の少し上よりを見てみよう。
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